はじめに
「うちの子もやりたいと言っているけど、マイクラってどんなゲームなの?」
そう。そうなんです。
マリオやポケモンと違って、マイクラは私たち親世代が子供の時には無かったんです。
だからちょっとどんなゲームかわからない、という親御さんが多いですよね。(私もそうでした)
実際に親子でプレイしてみて分かったのが、マイクラは楽しいのはもちろんのこと、子供の創造性や思考力を育み、さらには親子のコミュニケーションツールにもなってくれるということです。
そこでこの記事では、 マイクラがどんなゲームなのか を親御さん向けにわかりやすく解説します。
マイクラの基本情報
名前の由来「Mine+Craft」
「Minecraft」という名前は、Mine(採掘する)+Craft(作る・工作する) を組み合わせた言葉です。
その名の通り、ブロックを掘って(Mine)、集めた資材でなにかを作る(Craft)のが基本です。
なにも持っていない状態で世界に生まれる。
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資材を集め、家・道具・装備・装置・畑などを作る。
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またなにかを作るために新たな資材集め、自分が好きなように世界を造る。
遊びの仕組みそのものが、子どもの創造力やものづくりへの興味を刺激します。

世界で一番売れたゲーム(2025年時点で3.5億本以上)
マインクラフトは、2025年時点で約3億5,000万本を超える販売数を記録しています(Wikipedia)。
これは「マリオ」や「ポケモン」などを超えて、世界で最も売れたゲームソフトとしてギネス記録にも認定されていて、圧倒的な人気の高さがあることがわかります。
マイクラの世界の特徴
ブロックを基本とした自由な世界
マイクラの世界は、四角いブロックを基本として構成されています。
さらに階段や柵など形の異なるブロックや、動くブロック、動きを制御するブロックもあり、それらを組み合わせることで多彩な建築や表現が可能です。
子どもはこれらのブロックを工夫して組み合わせることで、設計力や創造力を自然と養うことができるのが大きな特徴です。

他のゲームと比べ自由度が高い
マイクラには「これをしなければいけない」という明確なゴールがありません。
子どもたちは自分の好きなように遊べます。
- 建築する:家やお城、街並み、装置を作る
- 冒険する:洞窟を探検したり、敵モンスターと戦ったり
- 協力する:友だちや家族と一緒にマルチプレイ
👉 他のゲームと比べて遊び方の自由度が非常に大きく、「何をやるか」を自分で考えながらプレイする必要があります。
この「考えながら遊ぶ」経験によって、論理的思考力や課題解決力を育むことができます。
マイクラの遊び方
モードの種類
マイクラには主に4つのモードがあり、どういう遊び方をしたいかによってモードを選ぶことができます。
- サバイバルモード
資材を集めて拠点作りや装備を強化!
モンスターが出る世界で冒険。
難易度「ピースフル」「イージー」「ノーマル」「ハード」が選べます。
👉 一応「エンダードラゴン」というラスボスの討伐がひとまずの目標になります。 - クリエイティブモード
資材が無限!
全ての資源が無限に使用でき、モンスターも出ず、建築や作品づくりに集中できる。 - アドベンチャーモード
他の人が作ったワールドを探検!
ブロックを置いたり壊したりすることはできず、「アスレチック」「脱出ゲーム」などを楽しめます。 - ハードコア
究極のサバイバル!
難易度「ハード」のサバイバルで一度でも死亡すれば復活できない。
上級者向けのモードなので基本的にお子さんには向きません。
👉 サバイバルモードは少し難しいので、小学校低学年のお子さんには「クリエイティブモード」から始めるのがおすすめです。
我が家では小学校3年生になってから、親子で一緒にマルチプレイをし、親がサポートしながらサバイバルモード(イージー)を楽しんでいます。
マイクラが飽きにくい理由
定期的なアップデートで進化
マイクラは発売から10年以上経っても、今なお定期的にアップデートされています。
- 新しいブロックや生き物が追加される
- 探検できる場所が広がる
- 遊び方がさらに多様になる
👉 普通のゲームは「一度クリアしたら終わり」ですが、マイクラは常に進化するので 飽きにくく、長期的に遊べる のが特徴です。
(アップデートによる追加の課金はありません。)
教育的な価値
マイクラは「遊びながら学べる」ゲームとして、実際に教育現場でも取り入れられています。
教育現場での活用
Minecraft Education Edition
学校や学習塾で使われている教育版マイクラ。プログラミングや歴史、数学の授業に活用され、世界中の教育機関で導入されています。
プログラミング教室での活用
日本でも「D-SCHOOL」「Tech Kids School」などのプログラミング教室が、マイクラを教材に使っています。
子どもは遊びながらプログラミング的思考を学べる仕組みです。
ワークショップ・地域教育イベント
日本国内でも教育委員会や企業が主催するワークショップで「マイクラを使ったまちづくり」「環境問題を学ぶ授業」が行われています。
👉 こうした活用事例は、「ゲームだけど教育効果がある」ということの大きな裏付けになっています。
親子で楽しめるマルチプレイ
Switchとスマホで一緒に遊べる
マイクラは一人で遊ぶだけでなく、親子で一緒にマルチプレイすることもできます。
- **Switchとスマホ・PC・プレステ・Xbox**などの異なるデバイス間で一緒に遊べる(統合版)
- 同じWi-Fiに接続すれば、家庭内で簡単にマルチプレイが可能
- 離れていても、オンライン経由で一緒に同じワールドに入れる
👉 特にSwitchとスマホでマルチプレイができるので、親子でも一緒にプレイしやすいですね。
まとめ
マイクラは「遊びながら学べるゲーム」。
- 名前の意味は「掘る+作る」
- 2025年時点で約3.5億本を販売し、世界で最も売れたゲームのひとつ
- 自由度が高く、考えながら遊ぶことで成長につながる
- サバイバルにはラスボスもいて目標設定もできる
- アップデートで進化し続けるから飽きにくい
- 教育現場やプログラミング教室でも教材に使われている
- Switchやスマホで親子一緒に遊べる
子どもにとっては 夢中になれる遊び場 であり、親にとっては 安心して学びに繋げられる教材 でもあります。
まずは一緒に遊んでみて、子どもがどんなふうに世界を作るのか見守ってあげるのがおすすめです。
